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更年期障害の症状を緩和するオメガ3系脂肪酸

オメガ3系脂肪酸には女性の更年期障害の症状を緩和してくれるというものもあります。


更年期障害は女性であれば程度の差はありますが、誰もが40代から50代にかけて経験するものでホットフラッシュという顔の火照りや急な発汗、動機、息切れなどがあり、ひどいものになると日常生活に支障をきたすものもあるといいます。


これまではイソフラボンのサプリを飲んだり、豆乳を飲んだりという対策以外には婦人科での本格的なホルモン療法というものが更年期障害対策のメインだったわけですが、ここに新しくオメガ3系脂肪酸を摂取するということが有効な対策方法として加わりました。


オメガ3系脂肪酸による更年期障害の症状の緩和効果についての詳細は、Lava大学医学部のMichel Lucas博士の研究チームが米国臨床栄養学誌 The American Journal of Clinical Nutrition2009, Feb. issue)に実験結果が報告されています。


実験は、40~55歳の更年期前後の女性120名の女性を2つのグループに分けて、一方のグループにはオメガ3系脂肪酸入りのカプセル(EPAを1g)配合を飲んでもらい、もう一方の グループには偽薬としてオメガ3系脂肪酸が含まれていないカプセルを毎日、8週間にわたり 摂取してもらいました。


その結果ですが、


オメガ3系脂肪酸を投与したグループでは、摂取前に1日平均2.8回の顔の火照りがあったのが摂取後には1.6回に減少、さらには更年期特有の心理的な症状やウツ症状を大幅に改善したそうです。


身体的な症状だけでなく、精神的な症状も大幅に改善できたということで、更年期障害の対策としてオメガ3系脂肪酸はホルモンセラピーや抗うつ剤治療と変わらない効果が得られたと結論づけています。


ホルモン療法は人工的に外部からホルモンを投与するということで副作用が心配されることが多いわけですが、オメガ3系脂肪酸の場合、効果がさほど変わらないばかりか副作用が一切ないという点が優れている点です。


唯一、重い更年期障害の症状を抱える人にはあまり効果が無かったようですが、それでも火照りなどの比較的軽度な更年期の症状は緩和されたということですからホルモン治療や薬の力を借りたくない人にとってはオメガ3系脂肪酸が更年期障害に有効であるというこの結果は、朗報ではないかと思いますが、いかがでしょうか?