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抗うつ効果が期待されているオメガ3系不飽和脂肪酸

近年、急増の一途をたどっているのが「うつ病」です。


脳の問題なのか、それとも心の問題なのか。どうすれば発生を防げるのか、またどうしたら社会復帰できるのかが、いままさに研究されているところです。


そんななかで、うつ病および精神疾患の対策のひとつとして「食事からのアプローチ」も研究されており、注目されているのがDHA・EPA・DPAといったオメガ3系の不飽和脂肪酸の抗うつ効果。


第105回日本精神神経学会では、気分障害や認知症、うつに対してオメガ3系不飽和脂肪酸の有効性が示されたということが紹介されているほどです。ほとんどの人は知らないと思いますが。


うつ病患者の臨床研究でも、オメガ3系脂肪酸を多く含む魚料理を週に2、3回食べた場合やDHAやEPAのサプリメントを継続的に摂取することでうつ症状が改善されるという報告もありますし、単純に魚をよく食べる食習慣のある地域とそうでない地域ではうつ病の発症率に違いがあることもデータでは明らかなんだそうです。


こうしたことからオメガ3系脂肪酸の抗うつ効果に期待が集まっているわけですね。


うつ病をはじめとした精神疾患についてなぜオメガ3系脂肪酸が効くのかはまだ研究段階ではありますが、オメガ3系脂肪酸を摂取すると脳の細胞膜が柔らかくなり、脳が活性化することに関係があるのでは?と考えられています。


特にDHAは情報伝達機能を受け持つシナプス膜を作る材料でもあるので、DHAが慢性的に不足することで脳の情報伝達がうまくいかなくなり、結果として脳にエラーが頻発してそれがうつ病および精神疾患にも影響しているのでは?といわれています。


魚を食べる機会が少なく、肉食や加工食品、それにインスタントやレトルト食品ばかりでDHAが不足してしまうことは脳にとってよくないことは明らかです。抗うつ剤には副作用がありますから、できるだけ薬に頼らずにうつ病を治療できたほうがいいのは間違ありません。